
800mは短距離と長距離、どちらの技術も要求される種目。
そのため練習ではスピードの速いメニューから淡々と長い距離を走るメニューまで幅広くこなさなければいけません。
当然それぞれの練習メニューの目的は違ってくるので、それに合ったランニングシューズを使い分ける必要があります。
- 800mが速くなりたい方
- 800m練習でどのランニングシューズを使えばいいか迷っている方
- 800mを練習する際のランニングシューズの使い分けを知りたい方
そこで今回は
800mを専門に競技する上で持っておきたいランニングシューズ
を陸上競技歴10年以上の現役バリバリ学生ランナーが紹介しますね!
後半では紹介するシューズを家にいながら無料で試し履きできる方法も紹介しているのでお見逃しなく!!
それではスタート!
Contents
800m選手におすすめのランニングシューズは?使い分け方も紹介!
800mの選手はランニングシューズを
- アップから距離走まで使い込めるシューズ
- スピード練習に対応できるシューズ
のように最低でも2足を使い分ける必要があるでしょう。
人によってはもう少し多い方もいると思います。
例えば、



- 距離走で使い込めるシューズ
- スピード練習に対応できるシューズ
- 走りの技術を身につけるシューズ
の3足を使い分けています。
アップから距離走まで使い込めるシューズ
アップから距離走まで使い込めるシューズは
- 適度なクッション性
- スピード感のある距離走をサポートする反発性
- 足の回転を邪魔しない軽さ
これらの要素が必要になってくるでしょう。
800m選手はLSDなどような「遅く長い」が特徴的な練習より、「速く少し長い」が特徴的なスピード感のある距離走をする必要があります。
そのため、ある程度のクッション性は確保しつつ反発性と軽さを感じることができるシューズを活用していきたいですね。
おすすめのランニングシューズ
アップから距離走まで使い込めるシューズは
- アディダス アディゼロジャパン5(RC2.0)
- ミズノ ウェーブエアロ18
- デサント ゲンテンST
これらのシューズがおすすめ!
アディダス アディゼロジャパン5は、足裏全面に採用されたBOOSTフォームが抜群のクッション性と反発性を生み出してくれています。
重さは217g(26.5cm)と重さを感じにくいちょうどいい重量のため大活躍間違いなしの1足です。



また、BOOSTフォーム独特の沈み込む感覚が苦手という方にはアディゼロRC2.0がおすすめ。
ジャパン5と比べてクッション性と反発性はやや落ちるものの199g(26.5cm)という驚きの軽さでこのクッション性は驚きです。




ミズノ ウェーブエアロ18は前作の17から大幅に変更され、より使いやすいモデルへと生まれ変わりました。
ふかふかとしたかかとのクッション性、中足部に採用されたスパイクにも使われている反発性の高いプレートがどんな練習にも対応できる汎用性を実現してくれています。
また、アッパーがフィット感の高い素材へと変わったため履き心地もかなり良いですよ。


デサント ゲンテンSTは安定性の高いフラットソールと中足部にある急なドロップが特徴的。
片脚立ちをしてもグラつきが生まれにくいので、足首の安定性に不安がある方にはかなりおすすめ。
中足部にある急なドロップが身体を前傾させてくれるので、推進力を自然に生み出してくれます。
また日本人に合った足型のため、足幅や甲高でなかなか合う靴が見つからないとお悩みのランナーにはぜひ試してほしい1足ですね。
スピード練習に対応できるシューズ
スピード練習に対応できるシューズは
- 推進力をサポートする高い反発性
- 衝撃に負けないソールの硬さ
- 回転を邪魔しない軽さ
これらの要素が必要になってくるでしょう。
800m選手はスピードが速いインターバル走やレペティションなどの練習をする機会が多いと思います。
これらの練習には、先ほど紹介した「アップから距離走まで使い込めるシューズ」では対応しきれません。
そのため、速いスピードをサポートしてくれるシューズを活用していきたいですね。
おすすめのランニングシューズ
スピード練習に対応できるシューズは
- アディダス アディゼロタクミセン6
- ミズノ ウェーブデュエル(GTZ)
- デサント ゲンテンRC(EL)
- ターサーエッジ
これらのシューズがおすすめ!
アディダス アディゼロタクミセン6は長年愛されるタクミセンシリーズの6作目。
前足部のBOOSTフォームによる高い反発が抜群の推進力を生み出してくれます。
また中足部のトラクション(プレート状のサポート素材)が大きくなったことでねじれが抑制され筋肉の疲れを感じにくくなりました。
アディゼロジャパン5と同じように中足部にバンドが採用されておりフィット感が似ているので、セットで使い分けながら使用がおすすめです。


ミズノ ウェーブデュエルはスパイクに使われているプレートが採用されたスピードモデルのランニングシューズ。
硬めのソールがどれだけ速いスピードを出しても負けることなく対応してくれます。
またレーシングモデルのGTZもあります。
主な違いはかかと部分の厚さとグリップ力ですが、練習用としては普通のウェーブデュエルで十分でしょう。
スパイクに似た細身な設計のためサイズ感にはお気をつけて。
デサント ゲンテンRCは宇宙でもっとも薄く強靭と言われるグラフェンという素材をアウトソールに使ったランニングシューズ。
軽さ、中足部の急なドロップ、グリップ力から生まれる推進力が快適なスピード練習をサポートしてくれます。
また上級モデルのゲンテンELはアウトソール全面にグラフェンが採用されているだけでなく、薄底シューズ初のカーボンファイバープレートが採用されています。



そのためソールはこれまで存在したシューズの中で最も硬いと言っても良いほどカッチカチ。
体感したことない推進力を生み出してくれます。
またかなり幅広甲高の設計なのでSTと同様サイズ感にはお気をつけください。
ターサーエッジは陸上競技者なら誰もが1度は履いたことのあるシューズと言っても過言ではないぐらい愛用者の多かったターサージールシリーズを引き継ぐモデルです。
ターサージールの良い点(反発性、軽量性)を引き継ぎつつ接地面が広くなったことで安定感が大幅にアップしました。
スピードモデルの中でもクッション性が高くスピードの出しやすいので幅広い練習に対応できます。


自宅にいながら無料で試し履きをする方法
ランニングシューズはゆとりのあるものからタイトなものまでシューズによってサイズ感がかなり違います。
自分の足にあったシューズを確実に選べるように試し履きは必ず行なってください。
上で紹介したランニングシューズを試し履きできるスポーツショップが近くにないという場合には「Amazon prime wardrobe(アマゾンプライムワードローブ)」がおすすめ!
- 無料
- 最大6足まで試し履きできる
- 気に入った商品だけ購入
- 家から出る必要がない
- 返送用のダンボール、伝票を用意しなくて良い
家にいながら無料で簡単に試し履きができるのでネットでシューズを購入する際にはぜひ利用してみてください!


まとめ
今回は陸上競技で800mを専門に行なっている方におすすめするランニングシューズを目的別に紹介しました。
シューズ選びは大変ですが自分の足や練習の目的に合っていないシューズを選んでしまうとケガやパフォーマンスの低下に繋がっていしまいます。



ソールの機能だけでなくアッパーのフィット感やかかとの収まり具合などもシューズ選びには大切なので、実際に試し履きをしてから購入しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
今回の記事がお役に立てれば嬉しいです。
それでは!
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