陸上800m選手におすすめのランニングシューズ14選!1分52秒の陸上競技歴12年ランナーが紹介

運営者情報

陸上競技歴12年

  • 400mタイム→48秒
  • 800mタイム→1分52秒
  • 1500mタイム→3分56秒
  • フルマラソンタイム→2時間38分

外資系スポーツメーカーランニング担当

  • 接客販売で年間7000点のランニング用品を販売
  • 年間10回以上のランニングイベント開催
  • 年間300モデル以上のランニング用品を選定

専門は中距離ですが、社会人になりマラソンやトレイルランニングにも挑戦中です!

  • 短距離要素の高いスプリントトレーニング、スピードトレーニング
  • 長距離要素の高いペース走、ジョグ

800mの選手は短長どちらの要素も含まれた練習をする必要があります。

マラソン市場が大きいこともあり、中距離選手にピッタリのシューズが一体何なのかわからないといった方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、陸上競技歴12年で800m(1分52秒)を専門種目としている僕がこれまでの経験をもとに800mにおすすめのシューズをご紹介します!

さまざまなシチュエーションごとにピックアップしています。あなたに合ったシューズ探しのお手伝いができれば嬉しいです!

目次

800メートル選手におすすめのシューズ:ジョグからスピード練習まで使える!万能シューズ5選

本来、ランニングシューズは履きわけて使用することを推奨しています。

  • ジョグやペース走で使える安定性とクッション性に優れたシューズ
  • スピード練習や速めのインターバル走などで使える反発性と軽量性に優れたシューズ

最低でもこれらの条件を備えた2つのシューズを練習別に使うことが望ましいです。

また使い分けることで、1足ずつの寿命も伸びるので買い換えが必要になる頻度が減ります。

しかし!シューズは安くても1足1万円近くします。

「何足も買えないよー。」という方も多いはず。

そこで、以下の4ポイントを800m選手適した形でバランス良く備えた万能シューズをご紹介!

このトピックの条件
  • クッション性
  • 安定性
  • 反発性
  • 軽量性

とりあえず1足必要なんだ!という方はここから選べば間違い無いでしょう。

スクロールできます

ナイキ
エアズームライバルフライ3

アディダス
アディゼロジャパン7

ミズノ
ウェーブリベリオン

アシックス
ターサーエッジ3

ブルックス
ハイペリオンテンポ
個人的
おすすめ度

4.0 / 5.0

4.5 / 5.0

4.0 / 5.0

3.5 / 5.0

5.0 / 5.0
クッション性
4.5 / 5.0

3.5 / 5.0

4.0 / 5.0

3.0 / 5.0

4.5 / 5.0
安定性
3.0 / 5.0

4.0 / 5.0

4.0 / 5.0

3.5 / 5.0

4.5 / 5.0
反発性
4.0 / 5.0

4.0 / 5.0

4.5 / 5.0

4.5 / 5.0

4.0 / 5.0
軽量性
約240g

約215g

約235g

約210g

約207g
ジョグ
(遅い×長い)

4.0 / 5.0

3.5 / 5.0

4.0 / 5.0

3.0 / 5.0

4.0 / 5.0
ペース走
(普通×長い)

4.0 / 5.0

4.0 / 5.0

4.0 / 5.0

3.5 / 5.0

4.0 / 5.0
スピード練
(速い×短い)

3.0 / 5.0

4.0 / 5.0

4.0 / 5.0

4.5 / 5.0

4.0 / 5.0
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個人的主観で評価しています。あくまで参考程度にお役立てください。

ナイキ ズームライバルフライ3

800m選手におすすめの万能シューズ1つ目は『ナイキズームライバルフライ3』です。

ナイキシューズの中では比較的安価で練習モデルとして使いやすいと評判の高いシューズ。

ちょうど良いクッション性と安定性、反発性と軽量性のバランスからコスパの高いシューズとして学生から社会人まで幅広く人気です。

前足部がゆったりしているので蹴り出しの感覚を大切にしている選手にはおすすめです!

性能の良さと価格のバランスが最高

ソールが熱に弱く耐久性がもう少し欲しいところ

アディダス アディゼロジャパン7

800m選手におすすめの万能シューズ2つ目は『アディダス アディゼロジャパン7』です。

これまで搭載され続けたBoostフォームが6になってライトストライクProといった弾力性のある素材に変更され今作でも引き継いでいます。

以前搭載されていたBoostフォームと比べると独特な沈み込む感覚が解消されて使いやすくなった印象です。

アディゼロジャパン5のソール

また、ソールに搭載されているコンチネンタルラバーは耐久性抜群です。

私の持っているジャパン5(7の2モデル前)は購入から2年経ちますがちょっと削れてるぐらいです。

軽くなりよりスピードを出しやすくなった

Boostフォームのクッション性がなくなり地面からの衝撃をもらいやすくなった。

ミズノ ウェーブリベリオン

800m選手におすすめの万能シューズ3つ目は『ミズノ ウェーブリベリオン』です。

クッション性と反発性のバランスがちょうど良く、アップからスピード練習までこなせる万能シューズ。

前に乗り込む感覚を得やすくソールの厚み以上にスピードが出しやすいです。

体重移動がしやすく前に乗り込む感覚で走ることができる

乗り込む感覚が中には違和感を感じる方も

アシックス ターサーエッジ3

800m選手におすすめの万能シューズ4つ目は『アシックス ターサーエッジ3』です。

陸上選手に長年愛されているターサーシリーズ。

反発性が高くかなりスピードに乗りやすいです。その一方で衝撃を受けやすいので長い距離の練習には注意しましょう。

反発性が高いが安定性も確保されている

アップから本練習まで使うにはクッション性で少し不安。

ブルックス ハイペリオンテンポ

800m選手におすすめの万能シューズ5つ目は『ブルックス ハイペリオンテンポ』です。

クッション性、安定性、反発性、軽量性のバランスが絶妙でThe万能シューズな1足。

ブルックスという名前に聞きなじみのない方は多いかもしれませんが、アメリカではかなり有名です。

最近日本でも数多くの有名中距離選手が履いていることでも注目を浴びています。

現段階で1足だけ選ぶならこれというほど万能

メーカーとしての日本での認知の低さ(実際使えば関係ない)

800メートル選手におすすめのシューズ:ジョグやペース走で使えるアップシューズ5選(シーズンオフにもおすすめ)

  • 本練習用のシューズと履き分けるためにアップシューズを1足持っておきたい
  • これからシーズンオフだから長い距離を走っても負担のないシューズが知りたい

といった方に、特に以下の2つの性能で800m選手におすすめのシューズを紹介します。

アップシューズに求める性能
  • クッション性
  • 安定性
スクロールできます

ナイキ
エアズームペガサス39

アディダス
アディゼロボストン11

ミズノ
ウェーブエアロ20+r

アシックス
グライドライド3

ホカオネオネ
クリフトンエッジ
個人的
おすすめ度

4.5 / 5.0

4.0 / 5.0

4.0 / 5.0

3.5 / 5.0

4.5 / 5.0
クッション性
4.5 / 5.0

3.5 / 5.0

4.0 / 5.0

3.0 / 5.0

4.5 / 5.0
安定性
4.0 / 5.0

4.0 / 5.0

4.0 / 5.0

4.5 / 5.0

4.5 / 5.0
反発性
3.5 / 5.0

3.5 / 5.0

3.5 / 5.0

3.0 / 5.0

3.5 / 5.0
軽量性
約261g

約270g

約250g

約280g

約255g
ジョグ
(遅い×長い)

4.5 / 5.0

4.5 / 5.0

4.5 / 5.0

5.0 / 5.0

4.5 / 5.0
ペース走
(普通×長い)

4.5 / 5.0

4.5 / 5.0

4.5 / 5.0

4.0 / 5.0

4.5 / 5.0
スピード練
(速い×短い)

3.0 / 5.0

3.0 / 5.0

3.5 / 5.0

1.0 / 5.0

2.0 / 5.0
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個人的主観で評価しています。あくまで参考程度にお役立てください。

ナイキ エアズームペガサス39

ナイキの大ベストセラー『エアズームペガサス』シリーズの第39段!

前足部が広くしっかり足で地面を捉えることができます。

クッション性、安定性、反発性、軽量性のバランスが良くアップシューズではトップクラスの人気を誇ります。

全項目で平均点以上のクセがないモデル。

走りのサポートや特別な性能が欲しい方には物足りないかも。

アディダス アディゼロボストン11

アディゼロのボストンシリーズ第11段!

ソールが前作の10からBoostフォームの代わりにライトストライクProといった弾力性の高い素材に変わったことでスピードに乗りやすくなりました。

アッパーが固めでがっちり足を包み込んでくれます。

軽量にアップデートされペースの速いジョグでも難なくこなせるようになった。

アウトソールの耐久性が高く寿命が長い

アッパーが固めでがっちりホールドされる感覚が苦手な方には向いていない。

ミズノ ウエーブエアロ20+r

前作からソールの厚みが大幅に増しよりジョギングなどのアップシューズとして使いやすくなりました。

ウェーブリベリオンよりもクッション性が欲しい方にはちょうど良いクッション性でアッパーの包み込む感じも心地よく履きやすいモデルです。

クッション性が高いがスピードも出せるため練習用に使いやすい

前作までのウエーブエアロシリーズと比べるとスピード練習には向かなくなった

アシックス グライドライド3

ジョギング目的であれば右に出るモデルはいないほど自然な脚運びをサポートしてくれます。

柔らかな走り心地はそのまま前作よりも10g以上の軽量化に成功したことでより快適なジョギングができます。

ただ、以前と比べて軽くなったとはいえ、少し重ためのためペースによっては注意が必要。

ジョグ使用には最高!自然な足運びで疲れず走り続けられます。

重量感があるためハイペースには不適

ホカオネオネクリフトンエッジ

近年アップシューズとして爆発的な人気を獲得し続けるホカオネオネ。

その中でもアップシューズとしてよく利用されるのがクリフトンエッジ。

インパクトのある大きなソールからは想像できないほど軽く、1度履いたらやみつきになります。

ソールのボリュームからは考えられない軽量性と推進力で疲れ知らずのジョギングができる。

ハイペースになってくるともう少し接地感欲しいかも

800メートル選手におすすめのシューズ:速いペースのインターバル、スピード練習に使えるメイン練習用シューズ4選

スクロールできます

ニューバランス
フューエルセル

スーパーコンプペーサー

アディダス
アディゼロタクミセン8

ミズノ
ウェーブデュエル3

アシックス
ターサーRP2
個人的
おすすめ度

4.5 / 5.0

4.5 / 5.0

5.0 / 5.0

3.5 / 5.0
クッション性
2.5 / 5.0

2.5 / 5.0

2.0 / 5.0

2.0 / 5.0
安定性
2.5 / 5.0

2.0 / 5.0

2.0 / 5.0

2.0 / 5.0
反発性
5.0 / 5.0

4.5 / 5.0

4.5 / 5.0

4.5 / 5.0
軽量性
約201g

約190g

約185g

約170g
ジョグ
(遅い×長い)

1.0 / 5.0

1.5 / 5.0

1.5 / 5.0

1.0 / 5.0
ペース走
(普通×長い)

2.5 / 5.0

3.0 / 5.0

3.0 / 5.0

2.5 / 5.0
スピード練
(速い×短い)

5.0 / 5.0

4.5 / 5.0

4.5 / 5.0

4.5 / 5.0
AmazonAmazonで見るAmazonで見るAmazonで見るAmazonで見る
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スポーツゼビオゼビオで見る ゼビオで見る ゼビオで見る ゼビオで見る
個人的主観で評価しています。あくまで参考程度にお役立てください。

ニューバランス FuelCell SuperComp Pecer

ニューバランスからついに出ました!カーボンプレートが入った薄底シューズ

オリンピックに出場した田中希実選手がレースでも使用していることで話題になりました。

プレートに負けない脚力を持ち絶対にベストタイムを出してやる!といった強い意志を持つ方におすすめです。

カーボンプレートの効果で本来の力以上のスピードを出すことができる

スプリント的な接地感覚を磨きつつカーボンプレートの反発力を得ることができる

カーボンに頼りすぎると自分自身の筋力の低下につながる→普段はカーボン以外のシューズで鍛える

アディダス アディゼロタクミセン8

私の大好きなアディゼロタクミセンシリーズの第8段!

前作よりもクッション性が高まり、ソールの母指球位置が削り取れるほど使ったタクミレンシリーズを思い出させてくれるような感じがして、個人的には嬉しいアップデートです。

5本指に沿うように分かれたプレートによって安定性と反発性のバランスが保たれており、より使いやすくなりました。

1枚のプレートでは感じることのできない地面を捉える感覚と一緒に反発を得ることができる

アッパーが少し固めなため柔らかい素材が好みの方には合わないかも

ミズノ ウェーブデュエル3

最近の薄底シューズの中では個人的に最も評価が高いミズノのウェーブデュエルシリーズの第3段!

安定性と反発性のバランスが絶妙で軽くスピードに乗りやすいです。にも関わらず少し柔らかめなクッションで疲労も軽減してくれるためインターバル走で重宝します。

アップデートするごとにアッパーも履きやすい素材になっているのでそこも高評価ポイントですね。

薄底シューズの中でも反発性、安定性、クッション性、軽量性のバランスが抜群!

怪我のリスクを回避したい練習では最高だが、レース使用で考えると他モデルに劣る

アシックス ターサーRP2

高反発でとにかく軽いシューズを求めているのであればターサーRP2がおすすめ!

スピード練習でも大活躍するターサーエッジよりもプレートが太く、ソールが薄いことからスピードに振り切ったモデルということが分かります。

カーボンプレート搭載の薄底シューズと比べるとマシかもしれませんが、衝撃はかなり強めなのでお気をつけて。

とにかく軽く反発性を求める方にはGOOD!

反発性と軽量性に特化しすぎて衝撃が大きい。

800m選手のあなたにあった1足が見つかりますように!

今回は、シチューションごとに800m選手におすすめのシューズを紹介しました。

練習方法は100人いれば100通り。フォームも足の形もです100人いれば100通り。

必然的に人によって選ぶべきシューズも変わってきます。

今回の記事を参考に自分に合ったシューズを探してみてください。

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