[ミズノ ウエーブネオウインド レビュー]まるで20g軽くなったウエーブライダー!?いいじゃん!

・ミズノウエーブネオウインドが気になっている。
・ミズノウエーブライダー26が気になっていたけどちょっと重たそうだな…
・キロ4〜6ぐらいで走れるシューズが欲しいな。
・ウエーブネオブウインドとウエーブネオウルトラの違いって何だろ?

このようなお悩みをお持ちの方へ。

今回はミズノが環境に配慮してつくった新作ランニングシューズ「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」を紹介!

気になる重さやサイズ感、使い方から他のモデルとの比較まで余すことなく紹介していきます!

それではスタート!

¥22,000 (2022/10/15 16:00時点 | Amazon調べ)
運営者情報

陸上競技歴12年

  • 400mタイム→48秒
  • 800mタイム→1分52秒
  • 1500mタイム→3分56秒
  • フルマラソンタイム→2時間38分

外資系スポーツメーカーランニング担当

  • 接客販売で年間7000点のランニング用品を販売
  • 年間10回以上のランニングイベント開催
  • 年間300モデル以上のランニング用品を選定

専門は中距離ですが、社会人になりマラソンやトレイルランニングにも挑戦中です!

目次

「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」の重さ

まずは「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」の重さからお伝えしていきます。

シューズの重さは走り心地に大きく影響してきますよね。

シューズの重さ範囲(27.0g基準)150~350g
平均の重さ(113モデル)250g
デイリートレーナー
(ジョグ、アップ)
350g~235g
テンポアップ
(速めのペース走、インターバル走)
235g~210g
レーシング
(レペティション、レース)
210g~150g
※あくまで基準です。使われる素材によって使用用途が変わるモデルも存在します。

「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」の重さは公式で265g(27.0cm)です。

26.5cmだと258gでした。

シューズ全体の平均重量から見ると重ためではありますが、アップやジョグ、気持ち良い一定のペース走などに適しているデイリートレーナーの中では軽い部類に位置しています。

「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」のメリット

次に「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」の魅力を3つお伝えしていきます。

メリット①:ウエーブライダー26の軽量モデル!

↑「WAVE RIDER 26(ウエーブライダー26)」26.5cmは271g

「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」は「WAVE RIDER 26(ウエーブライダー26)」の軽量モデルと言っていいでしょう。

「WAVE RIDER 26(ウエーブライダー26)」はミズノの中でも定番のデイリートレーナーです。そのモデルと似た機能でより軽くなっているので性能は抜群に高いです。

考えられる理由は主に2つ。

理由
  • ソールの構造が似ている
  • ソールの素材とアッパーがより軽い素材になっている

「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」はソールの構造が「WAVE RIDER 26(ウエーブライダー26)」と似ています。

ミッドソール素材が「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」の方がより軽い「MIZUNO ENAGY LITE(ミズノエナジーライト)」といった素材が多く使われていますが、走っている感覚はかなり近いです。

「MIZUNO ENAGY(ミズノエナジー)」・・・柔らかさと反発性に優れたミッドソール素材
「MIZUNO ENAGY LITE(ミズノエナジーライト)」・・・柔らかさと反発性に加え軽量性に優れたミッドソール素材。

そのソールの軽量性に加えてアッパーをよりシンプルなニット素材にしたことで重さが20g軽くなりました。

メリット②:ニットアッパーでフィット感抜群!

「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」にはフィット性の高いニットアッパーが使われています。

シームレス(縫い目がない)加工で足あたりもよくとても快適です。

「WAVE AERO 20+R(ウエーブエアロ20+R)」最近、ミズノのランニングシューズに少しずつ取り入れられてきていますね。

ピッタリシューズが足にくっついてくれるのでシューズの重さをできるだけ感じたくない方にはピッタリでしょう。

個人的にニットアッパーの中ではミズノが1番フィット感が高いなと思っています。ピタッと吸い付く感じが快適でとても良いです。

メリット③:環境に配慮されたエコなシューズ

「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」は環境に配慮して造られたエコなシューズです。

配慮されているポイントは主に2つ。

エコなポイント
  • ソールの原材料にリサイクルポリエステルや植物由来材料が使われている
  • アッパーニットを無染色にしている

このように製造から廃棄までの過程でCO2の排出量抑制や水資源の保全に努めて、環境負荷を低減しています。

ブルックスもカーボンニュートラルなシューズとして「ghost14(ゴースト14)」を製造するなど、SDGs(持続可能な開発目標)の意識がランニングシューズにもどんどん取り入れられています。

デメリット:ランニング初心者には安定性の面で不安がある

メリットばかりもアレなんで、デメリットもお伝えしておきます。

決してサポート性が低いわけではないですが、「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」のアッパーはシンプルなニット素材です。

安定性を高めてくれるサポート素材もしっかりかかとにつけられていますが、「WAVE RIDER 26(ウエーブライダー26)」と比べるとサポート力に欠ける印象です。

サポート重視ならウエーブライダー26,軽さ重視ならウエーブネオウインドって感じでしょう。

「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」のサイズ感

次は「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」のサイズ感について。

私の足型は下に添付した画像になります。あなたのサイズと比較してイメージしてみてください!

スクロールできます
サイズ感評価コメント
前足部指が動く余裕あり
中足部ニットアッパーがピタッと包み込んでくれる
かかと部サポート素材も入り安定性を保っている
フィット感日本人に合いやすく履く人を選ばない
アッパー剛性薄めだが張りのあるのでしっかりしている
サポート力適材適所といった印象
通気性薄い生地感でとても快適

幅はいつものミズノといった感じ。アディダスやナイキよりは広めで足幅の広い方が多い日本人でもフィットしやすい型になっています。

ミズノのニットアッパーはフィット感がとても高いので履くと「これ好きだな〜」と思う方結構多いです。

ワイドモデルはある?

「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」にワイドモデルはありません。

通常2E基準のため幅広の足型が多い日本人でも比較的合いやすいですが、普段から3E,4Eのシューズを履いている方にとっては少しきついと感じるかもしれません。

マラソンランナー、陸上選手の「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」の最適な使い方

スクロールできます
ペースジョグ
(トレーニング)
マラソン
(トレーニング)
閾値
(トレーニング)
インターバル走
(トレーニング)
レペティション
(トレーニング)
ウィンドスプリント
(トレーニング)
フルマラソン
(レース)
ハーフマラソン
(レース)
5~10km
(レース)
目安時間30~150分40~110分5~20分~5分~2分10~20秒124分~60分~13分~
VO2max59~74%75~84%83~88%95~100%105~120%59~120%59~120%59~120%
完走
サブ5.0
サブ4.5
サブ4.0
サブ3.5
サブ3.0
サブ2.5
中長距離
短距離

おすすめの走り方

ドロップが12mmと高く、かかとに少し硬めの素材とプレートが入っていることからヒールストライク(かかと接地)の方に特におすすめです。

ドロップ(かかととつま先のソールの厚みの差)が高いと前に自然に体重移動がしやすくなります。

つま先も反り上がっているのでスムーズな体重移動ができるでしょう。

マラソンランナーの使い方

レベルにもよりますが、最適ペースは4分〜5分前後でしょう。

265gという重量のため、ある程度速めのジョギングでも十分対応可能です。

レースシーンだとサブ4.5〜3.5レベルの方がおすすめ。初心者にはサポート性が物足りないので少し走り慣れて軽めのシューズが良いけど安定感はしっかり欲しいなといったランナーにピッタリでしょう。

サブ3.5以上のランナーは心強いアップシューズになってくれるでしょう。LSDやジョグで活躍してくれますよ。

陸上中長距離選手の使い方

アップシューズとして使用するのがおすすめです。

ジョグやLSD、遅めのペース走で活躍してくれます。もっとリカバリーのためにサポートが欲しい方は「WAVE RIDER 26(ウエーブライダー26)」、クッション性が欲しい方は「WAVE NEO ULTRA(ウエーブネオウルトラ)」にしましょう。

陸上短距離選手の使い方

冬季練や反発の負担を減らしたい方のアップシューズにおすすめです。

スピード練習には向かないため、ウエーブデュエルシリーズと併用するとバランス良く履きわけすることができるでしょう。

前足部は少し硬く、体重が乗ってからの足離れはいいのでスプリンターでも使いやすくなってます。

「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」の価格や最安値は?

「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」の定価は¥22,000です。発売直後のため値引きは確認できません。

ランニングシューズの平均価格(独自調べ)は¥15,000ほどなので高めですね。

¥22,000 (2022/10/15 16:00時点 | Amazon調べ)

「WAVE RIDER NEO 2(ウエーブライダーネオ 2)」は今ならお買い得

名前は変わりましたが、前作のポジションにあたる「WAVE RIDER NEO 2(ウエーブライダーネオ2)」はかなりの良作ですが、「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」が発売されたことで価格はどんどん安くなっています。

「¥2,2000はちょっと高いな〜」
「ウエーブライダーシリーズでも軽めがいいな」

といった方は今お買い得なので手に入れてみてはいかがでしょうか。

製造は中止されているので早い者勝ちです。

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まとめ

今回は「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」を紹介しました。

ミズノのシューズ内での立ち位置は対応ペースの速い順に「WAVE AERO 20+R(ウエーブエアロ20+R)」>「WAVE NEO WIND(ウエーブネオウインド)」>「WAVE RIDER 26(ウエーブライダー26)」といった感じになるでしょう。

軽めのデイリートレーナーを探している!ウエーブライダーちょっと重いな〜といった方、長い距離を走り切りたい、ジョグやLSDで快適に進み続けたい、冬季練習のアップシューズを探している、のように幅広い方におすすめです!

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