あなたは走るとき反動を使えていますか?
- 陸上競技に興味がある方
- 速く走れるようになりたい方
- 反動の力を使いこなせるようになりたい方
今回は陸上競技の短距離種目などで必要とされる速い瞬発的な動作で役立つ反動について書いていきます。
走るとき反動を使えるようになればより速くなれること間違いなしです!
それではスタート!!
【陸上競技】速く走るにはリラックスして反動を使いこなそう!
始めに、速く走るための反動を最大限使いこなすために必要なリラックスについて書いていきます。
反動を使いこなすにはリラックスしよう
まず、反動を使うためにリラックスしましょう。
リラックスと言ってもダラダラすることではありません。
ここでは、身体の力を抜いてより動きやすくするという意味です。
なぜリラックスする必要があると思いますか?
それは、リラックスした身体は適度に反発する状態になるからです。
適度に反発する状態になることで反動を最大限に使うことができます。
- 画像のように①ゴムでできた柔らかい弾力のあるボールと②ガチガチの固い弾力のないボールを用意します。
- 2つのボールを同時に落とします。
- どちらが良く弾むかは一目瞭然ですね。
- ①のボールの方が少し潰れて戻り良く弾みます。
このようなことは人間の身体でも同じと考えることができます。
ガチガチに硬直した力んだ身体では反発を得ることができません。
なので、身体をリラックスさせて適度に反発がある状態にしましょう。
どこをリラックスすればいいの?
次はどこをリラックスすればいいかを書いていきます。
- 口
- あご
- 首
- 肩
- 胸
これらをリラックスさせましょう。
以前姿勢についての記事を書いたのですが、
これです
正しい姿勢を作ろうとすると胸が力みやすくなってしまいます。
身体をリラックスさせるときは肩ばかり力を抜こうとしがちになりますが、他にもリラックスさせる場所があることを知っておきましょう。
反動は急ブレーキから生まれる
次は反動について書いていきます!。
反動はどうすれば生まれると思いますか?
反動は勢いのあるものを急に止めると生み出すことができます。
車での急ブレーキを想像してみてください。
このように勢いよく走っていた車が急ブレーキをすると、反動で前に大きな力が生じます。
このように逃げ場がなくなった大きな力が前に反動として生じます。
実際に反動を身体で生じさせよう
では実際に自分の身体を使って反動を体感してみましょう。
- 画像のように両手を勢いよく振り下げます。
- すると後に向かって大きな力が生じます。
- 肘を曲げて肩関節の付け根をロックしましょう。
- 力の逃げ場がなくなり反動で身体が前に飛び出します。
このようにしてみましょう。
これが反動を使うということですね。
反動を使いこなすために
実際に行ってみてなんとなく意識できるようになったら今まで書いてきたことを合わせてみましょう。
- 腕振り
- 筋肉の伸び縮み
- 身体のリラックス
これらを意識し身体で体現できるようになると反動を使いこなせるでしょう。
腕振りだけでスイスイ進む走りができるようになります!!
まとめ
今回の記事をまとめます!
- ボールと同じで人間の身体もリラックスすれば反動を受けやすくなる。
- リラックスするときは口、あご、首、肩、胸を意識しよう。
- 反動は勢いのあるものを急に止めると力の逃げ場がなくなり生じる。
- 腕振り、筋肉の伸び縮み、身体のリラックスを意識して反動を使いこなそう。
こんな感じです。
今回は速く走るために必要な反動についての記事を書きました。
紹介したことを意識し実践して自分の身体で体現できるようになれば、腕振りだけでスイスイ進む走りができるようになること間違いなしです!
走る動きにはそれぞれ意味があります。
今回の記事、他の記事で紹介している内容は細かいことかもしれませんが、より速くなり結果を出すには実践あるのみです。
最後まで見ていただきありがとうございました!
それでは!
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